運動不足

現代人は動かない

運動不足に陥っている方は現代人にたくさんいるのですが、そのような状態が続くと大変なことになります。
人間の体というのはとても精巧にできており、頻繁に使う部分はその機能を増強させていくのですが、たまにしか使わないとどんどん退化していくのです。
たとえば、筋肉というのは使わなければどんどんやせ衰えてしまうでしょう。

運動というのは筋肉や骨に大きく関係しているため、運動不足になるとこれらの機能が衰えてしまいます。
また、筋肉や骨だけではなく、体内のあらゆる臓器が運動と密接に関わっているのです。
運動不足が続いてしまうと、それによって臓器や器官にまで影響が出てしまうことがあります。

たとえば肺のような呼吸器や心臓や血管といった循環器、肝臓や胃腸といった消化器、さらには脳にまで影響を及ぼしてしまうことがあるでしょう。
これらの機能は運動不足が続くと衰えていってしまうため、それによって生活習慣病を進行させることにもつながります。
運動不足になると肥満になりやすくなってしまい、その結果としていろいろな障害が出るでしょう。

高血圧や動脈硬化、高尿酸血症といった病気は運動不足に起因して生じてしまうことがあります。
運動不足というのは単に体力の衰えを感じるだけではなく、あらゆるものに影響を及ぼしてしまうのです。
現代人というのは昔に比べると体にかける負荷が極端に少なくなっています。

ほとんど体を動かすことなくできる仕事はたくさんあり、移動するときも運動をする必要はありません。
そのような生活を続けていくと大変なことになってしまうでしょう。
特に中高年になったあとでその影響が顕著になってしまいます。

運動の効能

運動にはいろいろな効能があるのですが、その中でも大きなものは肥満の改善です。
新陳代謝が促進されて、脂肪が燃焼されることによって、どんどんエネルギーを消費していき、肥満を改善できるでしょう。
筋肉がつくことによって、さらに基礎代謝が増加して、体脂肪率も減少します。

運動によって骨を鍛えることができるため、骨粗しょう症になるのを防ぐことができます。
骨というのは毎日ある程度の負荷を与えることが重要であり、これによって適切な骨密度を保てるのです。
屋外に出てきちんと日光に当たることによってビタミンDを産生することができれば、カルシウムを吸収しやすくなり、骨はきちんと成長します。

運動によって心肺機能を高めることができれば、それによって最大酸素摂取量が増加して、いろいろな機能が向上します。
高血圧を改善させるためにも運動は効果的であり、血圧を正常な状態に戻すでしょう。