COPD(慢性閉塞性肺疾患)

初期症状が軽い

慢性閉塞性肺疾患はCOPDと呼ばれることもある病気であり、聞き慣れない人が多いでしょう。
これは肺気腫と慢性気管支炎が合わさった病気のことであり、国際的にはCOPDと呼ばれています。
一人の患者に肺気腫と慢性気管支炎の両方の症状が出てしまうことは珍しくなく、このような症状のことを慢性閉塞性肺疾患と呼ぶようになったのです。

主な症状として息苦しさを感じるようになり、特に息を吐き出しにくくなります。
その原因は肺の内部が破壊されていたり、あるいは気管支が狭くなっているためです。
せきやたんが長時間出続けるという症状もあります。

進行性の病気であり、最初は症状が軽いために無視されることが多いです。
初期は運動時にのみ症状が出るために年のせいだと勘違いされることがよくあります。
そのうち症状が進行してくると日常生活にも影響が出始めて、食事を取ることさえ大変になります。

それによって栄養状態が悪化してしまったり、心臓や血圧に合併症が出てしまうこともあります。
とても厄介な病気であり、高齢者の患者が多いです。
患者の数は40歳以上の方がほとんどであり、530万人いるとされていて、大多数の人が自覚していません。

死亡原因の上位10に入っているため、無視できる病気ではないです。
特に喫煙者に多く見られる病気であり、たばこを長く吸ってきた方が中高年になってから発症するケースが多いです。
症状が酷くなってしまうと肺を切除する手術が検討されることもあり、危険な病気です。

原因と予防について

慢性閉塞性肺疾患になってしまう最大の原因は喫煙です。
喫煙者の2割近くが慢性閉塞性肺疾患を発症するというデータがあります。
たばこの煙を吸うことによって、肺の気管支に炎症がおきてしまい、それによってせきやたんが出てしまうことがあります。

肺気腫になってしまえば、酸素や二酸化炭素を上手く扱えなくなるでしょう。
治療によって元の状態に戻ることはないです。
慢性閉塞性肺疾患の予防法としては禁煙をすることが一番良いです。

禁煙によって肺に関するさまざまな病気を防ぐことができるため、健康を重視している方はぜひともたばこを止めるべきでしょう。
慢性閉塞性肺疾患で死亡される方は年々増加しているため、早いうちに禁煙を決断しましょう。
たとえ中高年になってからでもたばこを止める効果はあります。

たばこ病といわれることもあり、喫煙の影響が最も大きいのですが、他にも大気汚染や化学物質による影響も原因であることがあります。
9割近くはたばこが原因となっているため、基本的に禁煙をすれば、安心できるでしょう。
受動喫煙も原因となっているため、たばこを吸わない方にも関係する病気です。