高血圧

特徴的な症状はない

高血圧とは血圧が正常な値よりも高いことですが、これも病気の一種です。
血圧というのは血液が血管を流れる際に壁に対してかかる圧力のことであり、健康な人の値はだいたい一定の範囲の中にあります。
高血圧の方は普通の方よりも強い圧力が血管にかかっているのです。

血圧が高いだけではその他に特徴的な症状が現れることはあまりありません。
しかし、すぐに症状が出ないだけであり、高血圧の影響は徐々に生じてくるのです。
たとえば、高血圧の方はそれだけ血管に負担を与えているということであり、そのまま放置していくと血管の状態が悪くなってしまうでしょう。

高血圧は血管がたくさん集まっている臓器に顕著に影響が出やすくなっており、目の網膜や腎臓、脳などに大きな負担をかけてしまうため、それによって合併症が出ることがあります。
腎不全や脳梗塞、眼底出血といった病気は高血圧によって引き起こされるのです。
したがって、できるだけ血圧は正常な値に留めておくことが大事です。

健康診断では必ず血圧の診断をして、また自宅でも簡単に測定することができます。
自分の血圧がどれくらいの値なのかを常に把握しておいて、少しでも異常があるならば、それを改善していくための努力をするべきです。
高血圧は普段の生活と密接に関わっているものであり、習慣を変えることによって、大きく改善されることもあります。

高血圧の原因と予防

多くの方が知っていることですが、塩分を過剰に摂り過ぎてしまうと血圧が上がってしまいます。
塩分が血液の中に多量に取り込まれてしまうと、その濃度を薄めるために水分が移行するため、これによって血液の量が一時的に増えてしまうのです。
普段から塩分ばかりを獲っている方は常に血液の量が増えるようになるため、血圧は高くなるでしょう。

塩分の過剰摂取は血管を収縮させる作用のあるホルモン反応を高めることにもつながるため、これによって血圧が高くなります。
このように高血圧を予防や治療するためには減塩をすることが大切なのです。
太っている方は痩せることも血圧を下げることにつながります。

とくに肥満になっている方は血圧を上げる要因がたくさんあるため、高血圧になりやすいです。
適正な体重にすることによって、血圧は正常値へと戻っていくでしょう。
また、脂質異常症や糖尿病などを改善する効果もあるため、血圧だけではなく健康全体に大きく寄与します。

普段から体をよく動かす習慣を作っておくことも大切です。
それによって、血行が改善されるため、血圧は徐々に下がっていくでしょう。
アルコールやたばこにも注意するべきです。
これらは血圧を高めてしまう理由となるからです。