脂質異常症

突然心筋梗塞になることも

血液中にたくさんの脂質がたまってしまう症状を脂質異常症といいます。
それによって、血管の壁にはコレステロールがたくさんたまるようになり、血管は狭くなってしまうでしょう。
このような状況を防ぐためには、生活習慣を治すことが有効だとされています。

脂質異常症は自覚症状があるわけではないため、治療が必要だと思わない方が多いです。
特に痛みを感じるわけではなく、自覚症状のない病気に対しては安易に考えてしまう方がいます。
けれども、脂質異常症の状態が続いてしまうと、ある日突然心筋梗塞になって倒れてしまうかもしれません。

突然発作が起きてしまい、それに苦しめられてしまうことがあるのです。
健康診断でもし脂質異常症の疑いがあるとされてしまったときには、それを放置するのではなくて、早く受診することをおすすめします。
医師からきちんと指導してもらい、早急に事態の解決を図るべきです。

脂質異常症の原因はコレステロールなのですが、御存知の通りコレステロールには善玉と悪玉がいます。
これらのうち悪玉コレステロールが増えすぎてしまうと血管を狭くする原因となってしまいます。
このことが原因で大きな病気がおこりやすくなってしまうため、悪玉コレステロールを減少させるための治療を受ける必要があります。

脂質異常症について知りたい場合、血液検査を受ければ詳しいことが分かります。
コレステロール値の診断基準があり、それと照らしあわせて異常があるかどうかが判断されます。
悪玉コレステロールの管理をきちんと行いましょう。

原因と対策

脂質異常症になってしまう原因は食事と運動です。
ただし、遺伝性のものも知られており、日本人の500人に1人の割合で家族性高コレステロール血症という病気が見られます。
遺伝性の疾患の中でもこれはかなり高い頻度であるといえるでしょう。

動脈硬化を予防するための対策が脂質異常症の対策につながります。
健康的な食生活を送るようにしましょう。
特に最近は食の欧米化が進んでおり、栄養のバランスが崩れている食事ばかりを取っている方が増えているのですが、それだと将来的に脂質異常症になるリスクはかなり高まるでしょう。

基本的には野菜や魚、果物などをたくさん食べるようにして、肉の量を減らせば良いでしょう。
また、スナック菓子やインスタントラーメン、外食、ファーストフードなど体に害を与えてしまうものは控えるようにしましょう。
それと同じくお酒を飲まれる方でしたらアルコールの量もほどほどに抑えておくことが大切です。

これに加えて運動をきちんと行いましょう。
植物性蛋白質をきちんと摂取することが大切です。
この種類のタンパク質の中には血液中のコレステロールを減らす働きがあるからです。
納豆や豆腐といった大豆食品を普段の食事の中にとりいれると良いでしょう。